しおっち畑
農園訪問レポート
メールマガジンからの抜粋です
しおっち畑の塩地さんとは、茨城県で農を営む友人の結婚式のお披露目会で知り
合いました。
まだお若い女性ですが、お一人で畑と田んぼを借りて農をしていらっしゃるとお
聞きし、ビックリ!
場所が有機農で有名な埼玉県の小川町でした。実は小川町はぜひ訪問したいと思
っていたので、早速訪問を申し込み、快く了解して頂きました。
しおっち畑を見せて頂き、その「手作りの畑」の横で以下のようなお話をうかが
いました。
塩地さんは小川町の先輩有機農家さんの所で1年間住み込みで研修しました。
その後はご自分で家を借りて、通いで先輩農家さんの出荷作業のお手伝いで収入
を得ながら、週に2日お休みを貰って自分で借りた畑で野菜作りを始めたそうで
す。
出来たお野菜は少しづつ、近くのレストランなどへの販売を始めました。
そしてついに2009年、先輩農家さんより独り立ちし、自分でお野菜とお米の自給
を開始しました。
今はお野菜とお米だけの自給ですが、元々自給自足というのは食べ物(お野菜や
お米)だけではなく、住む所も自分で建てて、日々の暮らしも薪ストーブなどを
使いエネルギーも自給するのが本当の自給自足、そういった生活がしたいそうで
す。
借りている畑は1反6畝しかないので、いわゆる農家として「就農」したのではな
い、ともおっしゃいました。
ある時無農薬のニンジンの頭の部分を切って水に浸けておくと、そこから青い葉
っぱが出てきたのを見て、その水がもし汚ければ、それを吸って育った野菜もき
れいではないのでは。
実際に売っている野菜って、どんな水分を吸っているのだろう?
畑の野菜と地球はつながっている、水を汚したらお野菜までダメになるのだ、地
球環境に良い生き方がしたい!と感じたそうです。
就職も地球と環境に良いことをしている会社の内定をもらいましたが、就職して
しまうと企業というものはおそらく利益優先なので、自分のやりたい地球環境に
良い仕事は出来ないだろうと思って辞退。
そして本当の自立というのは、親から独立して、自分でお金を稼いでそれで食べ
物を買って食べることではなくて、それは本当の意味での自立ではない。
それではこころから安心できないし、環境にも自分の体にも悪いことをしている
ようでなにか違う。
人に何かを伝えるのなら、まず自分自身が地球にも健康にの良い生き方をしなけ
ればと思い、それを考えて行くと、結局自分はお「百姓さん」になりたいのだと
思ったそうです。
今後については、このようにおっしゃいました。
実際に子どもが生まれれば子供の教育費や、将来は親の介護費なども必ず必要に
なって来るはずです。
将来お金が必要になってくるのが分かっているのなら、自分の必要なお金を稼ぐ
手段を持ちたい。そのお金は農業以外で得たいと思っているとのことです。
なぜなら農業でお金を得ようと思うと、どうしても機械を入れたり、畑を広げた
りしなくてはならないが、私は機械で作業をしても心を込められないし、第一面
白くない。
機械を使わないのは無理しているのではなくて、これが好きなだけ。心を込めて
それが野菜に伝わり美味しい野菜になると思う。
だったら初めからお金をかけなければ、地球にも優しいし良いのに、機械を使わ
なければ食えないと言うけれども、それは自分の考えとは少し違います。
でもまだ、はっきりとした収入の道は見つかっているわけではありません。
お料理が大好きで、そちらの方面でご縁があればなぁと思っています。
そして最後にこうおっしゃいました。
楽しいのが一番です。
ある尊敬している農の先輩に、良い言葉だと言ってもらって嬉しかったこと。
「楽」と「楽しい」は同じ字ですが、楽なことって楽しくないと思います。
機械は楽なのですが全然楽しくなくて、百姓暮らしは楽ではないけれど楽しくて
、自分の楽しいと感じることが一番です。
楽しい中で自分に出来ることが出来れば良いのですが...畑以外に楽しいと思える
ことがことが無いので畑が一番です!
決して力まず無理をせず、ご自分の感性で出来ることをしている。
まだまだ課題もありこれから進化をして行くと思いますが、塩地さんの生き方に
は、とても共感できる部分が多かったです。
ぜひご自分の、楽しい生き方を貫いて下さい!(^0^)
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